メジャー優勝の渋野日向子はゴルフサバイバル出身者

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが終わりました。優勝は黄金世代の渋野日向子でした。


安定感抜群のショットと、パットが素晴らしかった。常に笑顔を絶やさないプレイも、多くのファンを掴んだのではないでしょうか。


渋野日向子もゴルフサバイバルに出ていました。2018年の11月の陣です。


 

過去のゴルフサバイバルはHuluで視聴できます。


ツアー、しかもメジャー優勝をするたった半年前に、多くの若手プレイヤーのうちの1人として出演しています。

書道が上手いとか、レクサスを欲しがっていたとか、ゴルフ以外の面も見られます。


肝心のゴルフの方は安定感のあるプレイをしていましたが、「一番運のないプレイヤーは誰か?」というサドンデスが彼女を飲み込みました。


今期のツアーでは、河本結に続く、2人目のゴルフサバイバル出身者の優勝。


次に優勝するゴルフサバイバル出身者は誰か?ツアーの楽しみが増えてきました。

ゴルフサバイバルはアマチュアゴルファーの参考になる

ゴルフサバイバル、5月の陣がスタートしました。

ゴルフサバイバルとは、若手女子ゴルファーが100万円を賭けた大会を放送する番組で、9つのホールを10人の女子ゴルファーが同時にプレイをして、各ホールで一番スコアが悪かった選手が脱落していくというシュート・アウト方式の大会です。

若手女子ゴルファーは、ほとんどが20代前半で、プロになりたてだったり、プロを目指すアマチュアの選手が多いです。

 

まぁ、おじさんホイホイな番組ですね。BS日テレ、Huluで視聴できます。

ゴルフの内容は素晴らしく、スコア90〜110程度のアベレージゴルファーにとって参考になる部分が多いです。

 

ポイントは以下の3つです。

  • 飛距離がイメージしやすい
  • ミスショットも多い
  • スコアに親近感がある

これは、男子トーナメントや女子トーナメントで優勝争いをしているトッププロの中継をみても感じられないことですね。一つずつみていきましょう。

飛距離がイメージしやすい

参加者のドライバーは200 ~ 240ydがほとんどです。たまに250ydオーバー飛ばす方もいますが、そういう方の気合の入ったショットはだいたいラフかOBに入ります。

アベレージゴルファーも一緒ですね。200ydでフェアウェイに落とせればOKですし、240ydも飛べばナイスショットと言われます。飛ばし屋の方々は、260ydのナイスショットを出す反面、飛びすぎることでラフやOBのリスクが高いでしょう。

そんな現実を改めて見せてくれます。

 

アイアンでのケースも参考になります。

例えば残り130ydちょっとの軽い左足上がりのライでは何番を持つでしょう。
ドライバーの飛距離が220ydの方なら、6番7番のアイアンを持つでしょう。ちょっと飛ぶ人なら8番を持ってフルスイングという選択肢もあるかと思います。

ゴルフサバイバルでの選手たちは以下の選択と結果が出ました。

  • 7Iを持った選手1:グリーン左手前のバンカーに落ちる
  • 7Iを持った選手2:花道右のラフ
  • 5UTを持った選手:ピン右にナイスオン

なんか、ありがちな結果ですね。つまり、5UTがあればそれを選択するのが良さそうだというのが分かります。

ミスショットも多い

5月の陣の1H目のドライバーショットは以下の通りです。

  • フェアウェイ :5人
  • ラフ     :5人
  • その内、林の中:3人

OBこそいませんでしたが、半数がラフで、その内3人が林に入れると言うシチュエーションでした。

アベレージゴルファーの我々も、ドライバーのフェアウェイキープ率は5割程度ではないでしょうか。親近感わきます。

そして、ミスショットが多いのはなぜ参考になるかというと、以下の2つですかね。

  • どのような攻め方をした時にミスショットにつながるかイメージできる
  • ミスショット後の辛いライ(例えば急勾配の土手など)からのショットも見れる

クラブごとの距離がイメージできるので、シチュエーションとクラブ選択をみれば、おおよそ狙いは分かるかと思います。

先ほどの130ydちょっと場合は、7Iは距離を合わせた選択で、まっすぐ飛べば花道からグリーンに乗るようなイメージで、5UTは届かないというミスを避けてグリーンに載せる作戦、といった感じです。

7Iを選択した選手は左右にずれなければ、花道からグリーンに乗るような球すじでした。5UTの選手はグリーンを捉えましたが、横のずれは一番大きかったです。

勉強になります。

スコアに親近感がある

最後に、スコアに親近感があるというポイントです。

1H目は340yd PAR4です。短いですがグリーンも含めて全体的に傾斜があるホールです。どれくらいのスコアで上がりたいですか?

朝イチということも考慮すると、ボギーで上がりたい、ダブルボギーまでなら許せる。といった感じでしょうか。

そして、これがゴルフサバイバルでの1H目のスコアです。

  • バーディー  :1人
  • パー     :1人
  • ボギー    :5人
  • ダブルボギー :2人
  • トリプルボギー:1人

プロやプロを目指す選手たちなので、我々目線で言うと少し良いスコアですが、本当に少ししか差がありません。10人の平気は5.1打です。18H換算でのスコアは91.8です。

スコアが悪い人が脱落していくので、後半はダボやトリプルなんてあまり見なくなりますが、なかなか親近感がわきます。

トッププロのスコアメイクなんて、実践で役立てようもありませんが、これぐらいのスコアだと、我々が参考になるスコアメイクの仕方なんてのを学べるのではないでしょうか。

 

以上、ゴルフサバイバルのおすすめポイントでした。

 

おまけ

ゴルフサバイバル出身のプロがトーナメントで活躍し始めています。

お気に入りの子を見つけて応援する、おじさんらしい楽しみ方もできますね。